2026-07

症例

発熱と咳。細菌?ウイルス?

────────────────────5歳女児。持続する38℃台の発熱、湿性咳嗽あり。────────────────────検査結果は、白血球 10000/μL以上好中球 70%以上赤血球 400万/μL血小板 32万/μLIgM 33...
症例

発熱と痙攣の裏で進行していたもの 第4章 顕微鏡から見えた重症感染と多臓器不全

第1章ではショック、第2章ではDIC、第3章では血液ガスからARDSを考えました。そして、この症例で最後の決め手となったのが血液塗抹標本でした。ーー血液塗抹を鏡検していると、酵母様真菌を認めました。本来、末梢血は無菌です。健康な人の血液中に...
症例

発熱と痙攣の裏で進行していたもの 第3章 血液ガスから見えた敗血症の進行

前回は、敗血症ショックからDICへ進行する病態について考えました。今回は、翌日に採血された血液ガスから、この患者さんの体内で何が起きていたのかを読み解いていきます。ーー🩸血液ガス酸素4L/分投与下pH 7.46PaCO₂ 20.6 mmHg...
症例

発熱と痙攣の裏で進行していたもの 第2章 血小板低下とDダイマー上昇が教えてくれたこと

前回は、発熱と痙攣で来院した患者さんが、ショック状態に陥っていたことを振り返りました。今回は、その後の検査で見えてきた凝固異常についてです。────────────────────フィブリノゲン 170mg/dLDダイマー 50μg/mL以...
症例

発熱と痙攣の裏で進行していたもの 第一章 発熱と痙攣、その裏にあったショック

────────────────────高齢女性。発熱と痙攣を主訴に受診。────────────────────既往に、抗リン脂質抗体症候群(APS)を含む複数の自己免疫疾患を抱えている患者さんでした。受診時のバイタルは、・意識障害・体温...